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2008年3月期 第3四半期 決算説明会 主な質疑応答(要旨)
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【その他全般】

Q  『Wii Fit』の海外での発売時期はいつか。
A

 現時点で今年の4月〜6月を念頭において準備を進めている。

Q  年末商戦が終わったが、まだハードウェアはフルに生産しているのか、また、来期の『Wii』の生産能力の引き上げ予定は。
A

 現時点ではフル生産を続けており、『Wii』は、現在月産180万台。来期については増産を検討中。本決算の説明会の時に説明したい。

Q  『Wii』ソフトウェアの生産能力について聞きたい。
A

 昨年は生産の遅れが少し発生したが、現在はない。来期は生産能力の増強を考えている。

Q

 『ニンテンドーDS』ソフトウェアの生産能力は需要に対応できているのか。

A

 『ニンテンドーDS』ソフトウェアは、事前にかなりの準備をしておいたことなどで、ほぼ需要に対応できたと思っている。

Q  配布資料を見ると自社ソフトウェアの発売予定タイトルのラインアップが弱い、あるいは少ないという印象を受ける。過去には具体的な開発タイトル数を公開していたが、それを更新しないのか。
A

 開発チームの数はあまり変わっておらず今も多くのソフトウェアを開発している。現在は『ニンテンドーDS』のソフトウェア開発チームが減少し、『Wii』のソフトウェア開発チームが増加している。

Q  『Wii』ソフトウェアの自社ソフトウェアはよく売れているが、サードパーティのソフトウェアの販売状況がもうひとつではないか。
A

 当社では新しいハードウェアの設計をする際には、社内のソフトウェア開発チームとハードウェア開発チームとが一緒になって開発を進める。ハードウェアの特質を一番よく知っているのは、当社のソフトウェア開発チームであることや、ハードウェア発売のかなり前からソフトウェア開発をスタートしていることなどで、現時点では自社ソフトウェアの割合が高くなっているが、いずれ変わっていくと思う。尚、当第3四半期(2007年4月〜12月)の100万本以上の出荷を見ると『Wii』は14タイトル中11タイトルが自社ソフトウェアだが、『ニンテンドーDS』の累積100万本以上のタイトル数を見れば50タイトルのうち自社タイトルは28タイトルになっている。『ニンテンドーDS』でも初期には同様の指摘があったが、状況は徐々に変わりつつある。『Wii』でも、時の経過とともに、ライセンシーソフトウェアの割合は増えると思っている。

Q  中期目標として、ソフトウェアを年間3億本売りたいとしていたが今期達成できそうだ。新しい目標は。
A

 現時点で3億本を超えていないのでコメントできない。超えれば次の決算説明会の時に改めて中期の目標について話をさせていただく。

Q  ゲームソフトは元々生鮮食品と同じで1ヶ月位経ったら売れなくなるということが多かったが、最近は1年経っても2年経っても売れ続けるようになっている。どういう要因で長く売れるようになってきたのか。
A

 一言で言えば、ユーザー層の拡大ができているからと思っている。従来、ゲームをされるのは熱心なゲーム愛好家の方々が多く、他の人よりも早く遊びたいという要望が強く、結果として短期間での集中販売になっていた。今は新しいユーザーの参入が多く、その流れが今でも続いている。

Q  テーマパークで、『ニンテンドーDS』をツアーガイドとして試験的に開始したとの報道があったが、国内外問わず、こういった仕組み作りのための協業やその考え方の説明をしてほしい。
A

 国内で2,100万台強、世界で6,400万台強の『ニンテンドーDS』が所有されており、しかも単一のアーキテクチャの商品なので、社会的なインフラのような使い方が可能になりつつある。今多くの会社から様々な提案があり、また当社も検討している。

Q  USドル建の仕入れを増やすなどの円高対策を行っているか。
A

 今後もUSドル建取引が可能な仕入先とはUSドル建取引をしていくことや、全般的にコストを削減することなどを進めている。

当該説明に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき当社の経営者が判断した見通しであり、潜在的なリスクや不確実性を含んでいます。現実の結果(実際の業績及び配当予想額を含みますが、これに限られません。)は様々な要因の変化により、これら見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることをご承知おきくださいますようお願い致します。

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