トランプって、世界的に人気があるけど、どこで生まれたの？
一説によると、インドで使われていた「タロット」という占い用具が起源だと言われているみたいだね。
インドなの！？ でも、タロットカードのイメージと、トランプの柄は結構違う気がするけど……。
「タロット」にもさまざまなカードがある。
今の形に近いトランプは、14世紀後半にヨーロッパ各国で現れたんだ。それ以降、各国で図形や形、枚数や名称もそれぞれ変化していったみたいだね。
なるほど。僕らが遊んでいるトランプはヨーロッパで洗練されたんだね。
そのとおり。東洋で生まれて、ヨーロッパで発展したということは一致しているんだけど、トランプの発祥地については、いろんな説があるみたいなんだ。
そうなんだ。国の文化によっても、マークや絵柄の変化に違いがありそうだね！
良い着眼点だね。ちなみに、マークはそれぞれ何を表しているか知ってる？
「マーク」は「スート」とも呼ばれる。
うーん、考えたことなかったな。でも、スペードが一番好き！
お、スペードは剣の変形で、軍閥や王を表していると言われているよ。
なんだかカッコいい！ 他のマークは？
ハートは盃で僧職を、ダイヤは貨幣で商人を、クラブはこん棒で農民を象徴していると言われているんだ。
昔のトランプで使われていたマーク。左から剣、盃、貨幣、こん棒。
それぞれにしっかりとした意味があったんだ。歴史の奥深さを感じるね！
さすが、良いこと言う！ マークは他にもいろんな意味があるみたいだよ。
そうなんだ！ 調べてみよ～っと！
