幻影異聞録♯FE

STAFF異聞録

ふとした疑問や感想に応えます

2015.10.07

株式会社アトラス
幻影異聞録♯FE ディレクター
平田 弥&石田 栄司

みなさんこんにちは。アトラスの平田弥です。

お待たせしました!3rd Trailer、ようやく公開の運びとなりました。
今回はヒロインの1人である織部つばさを導線にして、ストーリーの冒頭や敵の目的、クロムや樹たちの成すべきことなどが明らかになる展開を意識して構成してみました。

3rd Trailer以降は、各登場人物たちに焦点を当てた「キャラ紹介PV」、 ゲーム性を中心に解説していく映像など、順次公開していく予定です。

ここまででお届けしてきた情報では、まだまだ「???」な部分も多いかと思います。
今回は、私たちが見聞きした皆さんの疑問や感想に我々アトラスの平田弥&石田栄司が応えていこうと思います。それではいってみましょう!

石田)
いってみましょう!

Q)最初のTrailerで声が入っている中村悠一さんの担当キャラについて
平田)
先日とうとう発表となりました中村悠一さん演じる「バリィ・グッドマン」!
福原香織さん演じる「源まもり」共々、フォルトナエンタテイメントを彩る新たなメンバーとなります。
公式サイトで紹介しておりますので、是非是非チェックしてみてくださいませ!


Q)PVについて
平田)
1st TrailerではKiriaの「Reincarnation」、2nd TrailerではTIKiの「BeastieGame」、そして今回の3rd Trailerでは、つばさのデビュー曲となる「Feel」をBGMに据えた構成になってます。
3人の歌姫、それぞれにテイストの異なる楽曲となっていますが「Feel」は、つばさのハツラツとした若さが前面に出た、とっても元気の出るポップチューンとなっています。

1st〜3rd Trailerをローテーションで聴き比べてみても良いと思うので、是非是非見まくってください!

石田)
本日アップされた主人公の蒼井樹を皮切りに、キャラクター紹介PVはほぼ毎週のようにアップデートしてゆく予定なので、是非公式サイトを覗いていただければと思います。お楽しみに。

キャラクターそれぞれの芸事に対する姿勢や目標、悩みや葛藤、そして樹や相棒ミラージュとの関係性などがムービーにぎっしり凝縮されております。
コレを見て発売までに推しメンを決めておいていただければ、より一層ゲームを楽しめると思いますので是非!


Q)ターン制のコマンドバトル?
平田)
そうそう!そうなんです。シミュレーションロールプレイングゲーム!? と思われている方も多いようですが、本作は「ロールプレイングゲーム」です。
街でイベントを経験し、ダンジョンでは謎解きを行い、遭遇した敵にはコマンドを選んで攻撃を繰り出すバトル方式…。そして難敵のボスを撃破!
ベースは比較的オーソドックスなスタイルのいわゆる「ロープレ」タイプのゲームです。

もちろん、『幻影異聞録♯FE』ならではの遊び方もあります!
それらの詳しい解説については、今後紹介していきますのでお楽しみに!


Q)バトルシステムについて
石田)
詳細は誌面や公式サイトで順次公開していきますので、もう少しお待ちください。
ですがアトラス製RPGではもうすっかりおなじみ(?)、敵の弱点を突くと、仲間たちが「これでもか!」とばかりに怒涛の追撃を繰り出す、
あのおなじみのシステムは本作でも健在です!
無慈悲なまでのコンボ数と、各人の芸事スキルが乱舞する華麗な袋叩きショーを楽しみに待っていてくださいね!


Q)『幻影異聞録♯FE』の開発は『デビルサバイバー』作ってたチーム?
平田)
『幻影異聞録♯FE』は任天堂さんサポートのもと、アトラスの100%開発体制でやってます。
僕らはタイトルごとの固有チームがあるわけでなく、制作するタイトルに応じて都度適切なチーム編成を行っているので、「デビサバチーム」、「SJチーム」、というものはありません。
プロデューサーの高田は『デビルサバイバー』シリーズのディレクターですし、デビサバのスタッフも多く在籍しています。

また石田がディレクションした『真・女神転生 STRANGE JOURNEY』、僕がディレクションした『ラジアントヒストリア』のスタッフも当然のことながら、その他タイトルに関わったスタッフも多数おります。やはりHD機ですとそれなりに開発規模も大きくなるので、大所帯になってしまいますね。
かなりの混成で様々な能力が結集している「見た目ライトで中身は濃い」ゲームになっているかと思います。

石田)
とはいえそれまで作ってきたタイトルとは作風がかなり違っているので、
このゲームのポップなノリがうまく調理できるのか? 無い袖は絶対に振れないぞ! と不安でたまらなかったのを覚えています。

実際の演出は外部の映像制作の会社に協力してもらいながら作成しているのですが、当時自分が書いた字コンテを見るとこうあります。

「カメラを彼氏に見立てて…いたずらっぽい上目遣いでカメラ目線。
彼氏にだけ見せてくれる秘密の頬笑みをカメラに向かって炸裂させると〜…
(ここに某1000年に1人の方の写真が挿入されている。)
ここでカジャ系スキルのエフェクトが炸裂!!」
とあります。ノリノリだな…お前。
「マッカビームで身ぐるみ剥いでやりな!」
とか言ってた男と本当に同一人物なんでしょうか?

どうやらこのプロジェクトを通して新しいチャクラを開いてしまったようです。


Q)コラボコスチュームについて
平田)
本作は『ファイアーエムブレム』とアトラスのコラボということで「両者をイメージできるような何かを特典で付けたいね」と任天堂さんと開発当初から雑談で話していたのですが、いざ何を作ろうか!? となった時に、さまざまな案を検討しました。

シンプルに『ファイアーエムブレム』のキャラ衣装、芸能界ということで有名映画やドラマのコスプレ衣装、任天堂さんコラボということでヒゲのオジサンと桃姫様の衣装…などなど。

最終的には本作のテイストと一番近いところで、アトラスゲームから選ぶのが良いということと、その中でもコラボを意識して、任天堂ハードでリリースしているタイトルからチョイス、という形になりました。
各ゲームのスタッフさん達にモデルの監修をしてもらいつつ完成したコラボ衣装、いかがでしょうか。

デビサバ2主人公のウサミミは現代東京が舞台なので、かなり自然に樹と馴染んでますし、ワルターも斗馬もそれぞれ熱血感溢れる男なので上手くマッチングしていると思います。

意外だったのがプリンセスと玲。それぞれオリジナルはデフォルメタッチなので完成形が想像し辛かったのですが、なかなかどうして、つばさと霧亜に良い意味でミスマッチしてます。


・・・と、かなりのボリュームになっちゃいましたので、今回はここまで。
次回、「ふとした疑問や感想に応えます その2」に続きます!

またその間、もし質問などあれば、ツイッターに「♯幻影異聞録」とつけて送ってみてくださいね。ひょっとしたら、こちらでお応えすることもあるかもしれません。

ではでは!
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